まっぴらごめん~50歳からのセミリタイア挑戦~

老後は好きなことして過ごしたい! 生活のために働き続けるなんてまっぴらごめん。余生を「猫の保護活動」に注力するため、セミリタイアを目指して奮闘する日々を綴ります。

令和によせて

改元というイベント

楽しんでますか? 改元。

テレビは1日中平成を振り返り、令和を展望しています。僕は新元号発表からまさかこんなにお祭りムードになるとは思ってなかったので、少し驚いています。

 

大型連休が10連休になったこともお祭りムードを盛り上げていますよね。改元の瞬間、今日の24時はSNSは凄いことになるんでしょう。もちろんそれが悪い事とは言いません。むしろ楽しめるなら楽しんだ方が得なのではないでしょうか。

 

令和の出典である万葉集の売上は伸び、発案者について憶測が飛び、「いやいや、元を辿ればやっぱり中国古典だよ」などと話題に事欠きません。

改元や天皇皇后両陛下のご退位をこんな風にイベントとして楽しめるのは日本人の特性だし、やっぱりこの国が平和である証拠なんだと思います。テレビに映ってる人は皆笑顔だし、「なんとなく良い事起きそう」という漠然とした期待に満ちているように感じます。確かに改元だけで経済効果はありますしね。

令和という元号ついての私見

もう散々見聞きしてるとは思いますが、令和は万葉集の梅花の歌の「初春の令月にして 気淑(よ)く風和らぎ」から取られたと言われています。

日経新聞の記事によれば

春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した

のだそうです。

実は僕自身は言われている候補の中だったら「万和(ばんな)」が好きなんですけどね。世の中が分断に向かっている時代故に、ね。そして少なからず一般の人々が令和という言葉に抱いた、「命令の令をイメージしてしまう」という感想をもった一人でもあります。

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令和に込められた願いを実現するのは個々人

しかし、令和という元号が概ね好意的に人々に受け入れられているのは事実です。僕も万和が良かったとはいえ、令和が受け入れ難いわけではありませんし、その言葉が持つ音感は涼やかだし軽やかだとも感じます。

ただ、元号に込められた願いを実現するのは僕たち一人ひとりの努力しかありません。これは間違いないと思います。

もはや国がどうにかしてくれる時代は終わったのです。みんなそれを肌で感じてるからこそ、今回の改元というイベントをお祭りとして楽しみたいのではないかと、僕は思っています。

 

人口は減り、老人比率は増大の一途をたどります。社会保障はアテにできないでしょう。僕は年金が破綻したりすることは無いと考えてる人間ですが、社会保障だけで一定水準の生活は維持することはできない時代がすぐそこまで来ていると思っています。年金だけで食べていけて、子や孫にお小遣いをあげられるような手厚い保障は、もはや無理なのです。

 

令和という時代に備えよう

「老後資金」、良く目にする言葉です。記事によって2000万だったり3000万だったり、あるいはそれ以上だったりしますが、総額表記に意味は無いと僕は思っています。だって、何歳まで生きるかなんてだれも分からないでしょう。それにどの程度生活水準を維持したいのか、これも人それぞれでしょう。

初回の記事で書きましたが、僕は「夫婦で月収30万」を目指しています。出来れば不労所得のみで。それで十分暮らしていけると思っているからです(その時代の貨幣価値等は度外視してくださいね)。年を取れば生活費は少なくなりますから、後の心配は医療費等の不意の出費ということになります。

 

あなたのお仕事、退職金ありますか? 僕はありません、契約社員なので。今後ひょっとしたら雇止めにあうことだって考えられるくらいです。それに自営業の人だっているでしょう。そんな様々な人がいる中で、「60歳時点での必要資金は〇〇〇〇万円」などというのは無意味な数字です。

 

大切なのは今後のライフプランとそのシミュレーションです。ネットで検索すればいくらでもヒットしますので、一度何処かのサイトで試算すべきです。そしてできれば信用できるFPさんに対面で相談することを勧めます。

今後の記事で、僕はどうしてきたか、今後どうしていこうと考えているか、追々紹介していこうと思います。

 

 

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